◆シートの清掃●合成皮革および本革シート

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其の一 日頃のお手入れ

洗車をしたときなど、ついでにできる簡単な手入れ方法です。また清掃用具などは、一般家庭で使っている物を利用する。

運転席・助手席・後部座席のすべてを、まず掃除機でゴミなどを除去した後、一度水で濡らして固く絞ったタオルで拭き掃除をする。

【注意】スエード地のシートは、必要以上にゴシゴシ擦りすぎないこと。

其の二 クリーニングで使用する材料・道具

シートの汚れには日常使用時の自然汚れ、又は家族構成及び荷物などによる突発的な汚れなどがある。ここで紹介するクリーニング方法は、その双方の汚れ除去に役立つ方法だ。また、自然汚れをクリーニングする時期は乾きやすい『夏』がベスト。ただし突発的な汚れに関してはただちにクリーニングするのが望ましい。

布、合成皮革、本革などのシート素材すべてに、家庭の畳やカーペットに使う市販の家具用の洗浄剤を使用する。ただし、液性が中性又は、弱アルカリ性のものを使用する。また『泡状』では均一に噴霧できないので、必ず霧状で噴霧できるスプレー容器に入った洗浄剤を使用する。

 

 

背板付きのタワシだ。毛足がしっかりしている物であれば、植物毛ナイロン毛どちらでもよい。洗える面積も広く、布地の奥や、皮革のシワの奥までしっかり洗える。

 

 

 

普通サイズの安価な白いタオル。5~6枚用意するのは予備のため。また汚れの程度によって、それ以上の枚数が必要になる場合があるので、何枚か余分に用意しておくとよい。

 

 

其の三 クリーニングの作業手順(合成皮革および本革)

革製品は生きている!。呼吸をしている!。よく聞く話です…、でも本当に生きてるの?私、未だ革製品の吐息や大きく成長した話など聞いたことも、見たこともございません。要は、革本来の通気性の問題です。車の保管場所や日頃の手入れなどで通気性の善し悪し等々に気を付けていればいいだけの話だ。

そこで、汚れたら革本来の通気性を回復させるクリーニングをすればよい。また『合成皮革と本革』素材は違えども、使用する材料・道具を本革に合わせることで、合成皮革も同じ物で洗える。さらに、布張りより簡単にクリーニングができる。

当項目で使用する洗浄剤は、本革専用の洗浄剤ではなく、市販の家庭で使う家具用の洗浄剤です。が、しかし当洗車技研がここで紹介する洗浄剤と作業方法で、過去様々の本革シートのクリーニングを経験し、何ら問題点が無いことから、その経験を基に、一般の方にも手軽に入手できる洗浄剤と、簡単に出来る作業方法などを紹介するものです。

また、この項目で紹介する本革のクリーニング方法は、車のシートに限るものです。ご家庭内の本革製品及びその他の本革製品は、その本革製品の材質、さらに表面加工などが異なる場合があるので、家庭内の本革製品及びその他の本革製品などのクリーニングの参考にはしないで下さい。

また、車のシートにしても目立たない場所で一度試して、シミやムラ、色落ちなどが無い事を確認してから全体のクリーニングを行って下さい。特にスエード地のシートは必ず目立たない部位で試してから行うこと。尚、当項目で紹介する洗浄剤を使ってのクリーニング作業については、『全て自己責任』にて行って下さい。

シートに洗浄剤を掛ける前に、プラスチック類にシミなどが出来ないように、シート間のコンソールボックスなどを、水で濡らして固く絞った綺麗なタオルなどでスッポリと覆っておく。念のためです。

 

 

 

シートの背もたれを後ろに倒して掃除機をかけた後、まず背もたれから始める。そして洗浄剤は必ず霧状でスプレーする。また背もたれ全面を一度にスプレーするのではなく、縫い目ごとのブロックに分けてスプレーをする。そしてスプレーする量は、シートの表面だけが薄っすらと均一に湿る程度でよい。

 

洗浄剤をスプレーしたらタワシで洗う。合成皮革や本革シートの表面には独特のシワがある。そのシワの奥に毛先が届くように、力をいれずに毛先を立てて洗う。

 

 

 

ブロックごとにタワシで洗った後、そのブロックの汚れた洗浄剤は、そのつど、一度水で濡らして固く絞った綺麗なタオルで拭き取る。そして、そのブロックが綺麗になれば、次のブロックへと作業を進める。

 

 

背もたれ全体が終われば、腰掛け部へと作業を進める。腰掛け部をクリーニングする時も背もたれは後に倒したままだ。そうすることで、背もたれに邪魔されることなく、腰掛け部の隅々まで綺麗にできる。また、腰掛け部も縫い目ごとのブロックに分けて洗浄剤をスプレーしてクリーニングをする。また、毛先を立てて洗うのが鉄則。

 

そして、タワシで洗った後の汚れた洗浄剤は、一度濡らして固く絞った綺麗なタオルでそのつど綺麗に拭き取る。そして、そのブロックが綺麗になれば、次のブロックへと作業を進めて行けばクリーニングは完了。

最後に一言、運転席、助手席、後部座席など、日頃の使用状況や家族構成などで汚れ具合も必ず違う。その汚れを確認しつつ洗浄剤を選んでクリーニングすればよい。

【注意】洗って綺麗にしたシートに、ツルツル滑るクリームやオイルなどは絶対に塗らないこと!。シートが滑ると、走行時にお尻や背中が安定しません。その結果、ハンドル操作を誤ったり、アクセルペダルやブレーキペダルなどを踏みそこねる…などの危険運転につながる可能性があります。

其の四 汚れ予防策

汚れ予防策と言えばこれしかございません。シートカバーです。
それも、シートをすっぽり包み込む全カバーです。

腰掛け部はもとより背もたれ部、さらにその背面までもカバーしてくれるのだ。これほど防汚効果に貢献する物は他にないだろう。ただ、シート本来の質感を楽しんだり、感じることができないのが難点だ。

 

 

 

 

半カバー、ちゅ~とはんぱやな~。
防汚効果も無いし、エアコンが標準装備になった今では、見た目の涼しさも必要ないし、逆にカバーを外したとき、カバーをしていた所と、していなかった所の境目がハッキリ・クッキリとシートに残るし、何一ついい所がみあたらない。水切りワイパーや、拭き取りセーム同様、あまり役に立たない、必要ないカー用品の一つだ。

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