其の三 水を拭き取る要領 二人で水を拭き取る セダンタイプ

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車高の低いセダンタイプは、二人で拭けば30秒程度の時間で、車体の約八割位の水を拭き取ることが出来る。また、水を拭き取る順番は、ボンネット→フロントガラス→ルーフ→リアガラス→トランク→前後左右の各パネルの上部(ヒザから上の部位)→左右の前と後ろのドアガラス。

写真(1)のバスタオルを、写真(2)の長辺を維持して横を二つ折りにする。

写真(2)の二つ折りにしたバスタオルの、その二つ折りにした折り目の両端の角を、写真(3)のように両手で持ち、その両端の角を持った状態で両手を左右に広げる。そして、その折り目側をフロントガラスの方(タオルの進行方向)へ向けて二つ折りにしたバスタオルをボンネットの最前部に置き、ここから水拭きをスタートする。

そして、ボンネットにタオルを置いたら、写真(4)の二人が車体の左右に分かれて、その左右に分かれた各々が、ボンネットの最前部に置いた二つ折りにしたバスタオルの両端の折り目側の角を、車体右側の人は右手で、左側の人は左手で、写真(5)のように、しっかりと握り持つ。そして、バスタオルの角を持った二人が歩調を合わせて、車体の後ろの方へゆっくりと歩いて移動しながら、二つ折りにしたバスタオルの片面だけで、ボンネットの前部から後部へと歩きながら拭き進む。

【ポイント】二つ折りにしたバスタオルの折り目を、そのタオルの進行方向に向ける理由は、水を拭いている途中で、二つ折りにしたバスタオルがめくれ上がるのを防止するため。

写真(4)のボンネットの後部まで拭き終えたら、バスタオルがワイパーに引っ掛からないように注意しながら、写真(6)のフロントガラスを下から上へ拭き進み、さらに車体後方へと歩きながら写真(7)のルーフの前部から、写真(8)のルーフの後部へと拭き進む。

 

 

ルーフにアンテナが在る車は、前写真(8)のアンテナの直前で一旦止まって、写真(9)の両サイドの各々が両手でバスタオルを水平にしてアンテナより高く持ち上げる。そして、バスタオルを持ち上げたまま二人で後方へ移動して、そのアンテナをやり過ごしてから再度一旦止まって、写真(10)のアンテナの直後部のルーフに再度バスタオルを戻す。

 

写真(10)のアンテナ直後部のルーフ後部から、再度歩きながら写真(11)のリアガラスから、写真(12)のトランクの最後部まで拭き進む。また、『ルーフにアンテナが無い車』は、前写真(4)のボンネットから途中でバスタオルを持ち上げることなく、写真(12)のトランクの最後部までノンストップで拭き進めばよい。

【注 意】写真(4)~(12)の各部位の拭き取りの途中で、手で持ったバスタオルの角が浮き上がらないように、そのバスタオルを軽く車体に密着させて歩きながら拭き進む。また、途中でバスタオルを往復させたり、裏返したり、絞ったりなどせずに、必ず二つ折りにしたバスタオルの片面だけで一方向に歩きながら水を拭き取る。
【ポイント】二つ折りにしたバスタオルの『片面』だけで、ボンネット→フロントガラス→ルーフ→リアガラス→トランクまで、一方向に歩きながら広い面積の水を早く拭き取る(同じヶ所を何度も擦らない)ので、ボディーに傷が付かない。さらに、水が乾いて水染みになるのを簡単に防止できる。また、バスタオルを一度も『絞らない』ので手が疲れない。
『ここでの所要時間は約10秒位』

写真(12)のトランクの最後部まで拭き終えたら、写真(13)のバスタオルの二つ折りの形状を崩さないように、二人で丁寧にトランクの最後部から引き下ろす。また、トランク最後部から下ろした『バスタオルは絶対絞らない』。

そして、トランクから引き下ろした片面が濡れている二つ折りのバスタオルを、写真(14)のその場でどちらか一人が、その濡れている面が合わさるように、縦の中央部で一回折りたたんで四つ折りにする。

また、二人で前写真(4)~(12)を拭き終えたら、次からは一人で、四つ折りにしたバスタオルの片面(タオルの持ち方、車体へのあてがい方は写真(15)参照)で、写真(15)の車体後部の、左側のテールランプ(リアバンパーより上)の位置から水拭きをスタートする。まず、写真(15)の左側のテールランプにバスタオルを軽くあてがい、そのまま次写真(16)の右側のテールランプへと、車体後部を横切るかたちで一方向に歩きながら、そのリアパネル上部の水を拭き取る。

【ポイント】二つ折りのままで、濡れた面を内側にして四つ折りにすることで、その四つ折りにしたバスタオルの表と裏の両面に、乾いた面が二面できる。また、バスタオルを四つ折りにしたときも、『最初に縦二つ折りしたときの折り目』がタオルの進行方向に向くようにして水を拭く。

 

写真(15)の左側のテールランプから、写真(16)の右側のテールランプまでのリアパネル上部の水を拭き終えたら、その写真(16)の右側のテールランプの右端角から、バスタオルを軽くあてがったまま、写真(17)の右側のリアフェンダーの後部へと歩きながら廻り込み、さらに写真(18)のリアドア→フロントドアのヒザから上の部位を、車体の後から前へと一方向に歩きながら拭き進む。

写真(18)の右側の後ろのドア→前のドアから、写真(19)の右フロントフェンダーの先端まで歩きながら拭き進む。そして、バスタオルをヒザから上の部位に軽くあてがったまま、写真(20)の右側のヘットライトへと歩きながら廻り込んで、その右側のヘットライトからフロントグリル、さらに写真(21)の左側のヘットライトへと、車体の前部を横切るかたちで一方向に歩きながら拭き進む。

写真(21)の左側のヘットライトを拭き終えたら、バスタオルを車体のヒザから上の部位にあてがったまま、写真(22)の左フロントフェンダーの前部へと歩きながら廻り込む。そして、その左フロントフェンダーの前部から、バスタオルをヒザから上の部位にあてがったまま、写真(23)の左側の前のドアから後ろのドア→写真(24)の左側のリアフェンダーの後部へと歩きながら拭き進む。要は、車体の前後と左右両側面の上部(車体周囲のヒザから上の部位)の水を、タオルの片面だけを使って(一度も絞らずに)、その車体の周囲を歩きながら一筆書きの要領で拭き取る。

【注 意】上記、各部位の拭き取りの途中で、バスタオルを車体から浮かせたり、往復させたり、裏返したり、絞ったりなどせずに、必ず四つ折りにしたバスタオルの片面だけで一筆書きの要領で水を拭き取る。

【ポイント】四つ折りにしたバスタオルの『片面』だけで、車体の周囲(後部→右側→前部→左側)各部の上部(ヒザから上の部位)だけを、一筆書きの要領でロの字形にグルッと一周しながら水を早く拭き取る(同じヶ所を何度も擦らない)ので、ボディーに傷が付かない。さらに、水が乾いて水染みになるのを簡単に防止できる。また、バスタオルを一度も『絞らない』ので手が疲れない。『ここでの所要時間は約10秒位』

写真(15)~(24)を拭き終えたら、写真(25)の四つ折りのバスタオルを裏返す。その裏返したバスタオルの片面で、写真(26)の左側のリアピラーから、前方のリアドアのガラス→写真(27)のフロントドアのガラスへと一方向に歩きながら拭き進む。そして、その写真(27)のフロントドアガラスを拭き終えたら、四つ折りの形を崩さないようにバスタオルを持って、車体の右側の後方へ移動する。

車体の右側の後方へ移動したら、前写真(27)を拭いたときと同じタオルの面で、写真(28)の右側のリアピラーから、前方のリアドアのガラス→写真(29)のフロントドアのガラスへと一方向に歩きながら拭き進む。

 

 

 

【注 意】上記、各ガラスの拭き取り途中で、バスタオルをガラスから浮かせたり、往復させたり、再度裏返したり、絞ったりなどせずに、必ず四つ折りにしたバスタオルの片面だけで一筆書きの要領で水を拭き取る。

【ポイント】四つ折りにした(裏返した)バスタオルの『片面』だけで、ドアのガラスの水を早く拭き取る(同じヶ所を何度も擦らない)ので、水が乾いて水染みになるのを簡単に防止できる。また、バスタオルを一度も『絞らない』ので手が疲れない。『ここでの所要時間は約10秒位』

最後に、バスタオルで拭ききれなかった車体の凸凹部や、細部、さらに車体周囲のヒザから下の部位に残った水は、写真(30)の一度濡らして、しっかり絞った『普通サイズのタオル』を使って、二人で手分けして拭き取れば完了だ。ただし、写真で解るように、手のひらより少し大きめのサイズに折りたたんで(三回折りたたむ)使用すること。決して乾いた状態や、折りたたまずにペラペラした状態で使用しない。

普通サイズのタオルで車体の外装(各ガラス外面含む)の水を拭き終えたタオルを早期に汚さないため、次は写真(31)の、綺麗に洗ったホイールとタイヤの水滴を拭き取る。そして、前後左右4ヶ所のホイールとタイヤを拭き終えたら、最後に、洗っていない写真(32)の、各ドアや、トランクを開けた周囲の水滴を拭き取る。この車体全体の水を拭き取る順番は、一枚のタオルをできるだけ汚さないように使うため。また、綺麗に洗ったホイールを、汚れたタオルで再び汚さないためだ。

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