其の六 洗車の順番と要領

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スプレーガンや水道ホースなどで、ホコリや砂・泥・などを大まかに流し落とした後は、いよいよシャンプー液を使っての手洗い洗車だ。この項目でも、皆さんが今まで見た事も…、聴いた事もない話しがいっぱい出てくるぞ…。お楽しみに…

洗車の順番のお話し

洗う順番は、先に『車体の上面と、車体前後のバンパー周辺の上部、さらに車体側面の上部』→次に『車体前後のバンパーの下部と、車体側面の下部』→最後に『タイヤと、ホイール』の順で洗う。

上記順番は、皆さんがお風呂に入っているときを思い出せばよい。例えば、身体を洗う順番だ…、上半身を洗ってから下半身を洗うように、下半身を洗ったタオルで顔は洗わないだろう。それと一緒だ。

また、洗う順番は一番高所のルーフから洗う…と思われているが、そのルーフから洗う…と云われる理由が如何に無意味で無駄かを解説しておこう。

例えば、低所を先に洗い、あとから高所を洗ったとき、あとから洗った高所の汚水が、先に洗った低所に流れて来る。そして、その汚水が先に洗った低所に再度固着する。だから先に一番高い高所のルーフから洗う…、と思っている人や、信じている人が殆どだろう。

仮に、高所から汚れたシャンプー液が、洗い終わったあとの低所に流れて来ても、その汚れたシャンプー液が乾かないうちに水で洗い流してやれば、その汚れたシャンプー液が洗い終わっていた低所に固着することはありえない。

以上、『ルーフから洗う…』について話しをしたが、この考え方は単に水は上から下に流れる…、をイメージしただけで、ルーフから洗う…ことがさほど重要でないことが理解出来ただろう。

また前記の、水の流れをイメージして『ルーフから洗う…』ことが如何にバカバカしいことか下の写真で検証しよう。

写真(1)のセダンタイプも、写真(2)のバンタイプも、ルーフとボンネットの間にフロントガラスがあり、その下には黒いプラスチックのカウルトップがある。そして、その部位が大きな段差とすき間になっている。その段差とすき間が、ルーフから流れて来る汚れたシャンプー液を全て遮断してくれる。よって、ルーフから汚れたシャンプー液がボンネットには絶対流れてこない。

また、写真(3)のセダンタイプは、ルーフが車体の中央部に位置していることがよく解る。その中央部にあるルーフを最初に洗った場合、次に洗う場所(パネル)は、ボンネット?それともトランク? 前か後か…、どちらに移動するの…?
そして、その前後どちらに移動したとしても、これでは車体の前後を行ったり来たりと、効率の悪い洗車をしているだけ。正直、無駄な動きが多くなるだけ。疲れるだけ!

そこで、効率がよくなる…、傷を付けない…など、賢い洗車をする順番を『セダンタイプ』と『バンタイプ』各々イラストで解説する。また、各イラスト中の赤いラインは、洗う時の手(3WDスポンジ)の動かし方(軌道)を表している。

洗車の順番のイラスト

セダンタイプ

基本的に、イラストの上面図のように車体を左右二分割してその片側づつ洗車をする。例えば、一人で洗車する場合、車体左側半分の『上面及び前部と後部の上部、さらに側面の上部』を(1)~(11)の順で洗い、洗い終えたら車体の右側へ移動する。そして、先に洗った左側と同じ要領で車体右側半分も『(1)~(11)』の順で洗う。そして、車体の前部と後部、さらに左右両側の(1)~(11)を洗い終えてから、最後に車体の前部と後部の下部、さらに左右両側の下部(12)~(15)を洗う。

また、二人で洗車する場合は、車体左側半分の『上面及び前部と後部の上部、さらに側面の上部』を一人が車体前部のボンネット(1)から(2)(3)、そして(4)の前半分と、(6)(7)の順で洗い、もう一人が車体後部のトランク(10)から(9)、そして(4)の後ろ半分と、(5)(8)(11)の順で、二人が車体の同じ側の(1)~(11)を前と後ろから同時に、車体中央部センタ-ピラ-(右イラスト側面図参照)へと洗い、洗い終えたら二人で車体の右側へ移動する。そして、先に洗った左側と同じ要領で車体右側半分も、二人で『(1)~(11)』のパネルだけを洗う。そして、二人で車体の左右両側の(1)~(11)を洗い終えたら、最後に車体の前部と後部、さらに左右両側の下部(12)~(15)を、『二人が車体の前後左右に分かれて』別々に洗う。

また、二人で洗うとき、二人が同じ側を前と後ろから洗うことで、お互いが何処を洗っているか確認できる。さらに、洗い忘れ防止、水を掛けるタイミングが測れるなど、効率のよい洗車ができる。また、車体の上面及び上部(1)~(11)と、車体の下部(12)~(15)(上面図及び側面図参照)では、砂・泥など汚れの付き方が違う。その車体の上面及び上部(1)~(11)と、車体の下部(12)~(15)を洗い分けることが洗車傷防止につながる。

【ポイント】 上記、イラストの車体の上面及び上部(1)~(11)と、車体の下部(12)~(15)を洗い分ける理由が三つある。一つは、前記で説明したように、車体の下部(12)~(15)に多く付着している砂や泥で、車体の上面及び上部(1)~(11)のパネルに傷を付けないため…。そして、もう二つは、洗車の効率アップと体力の温存だ。

例えば、車体の上面と、前後のバンパ-の上部、さらに側面の上部の(1)~(11)を足した総面積と、車体の前後のバンパ-の下部と、側面の下部の(12)~(15)を足した総面積を比較すると、どんな車種でも(1)~(11)を足した総面積の方が絶対的に広い。その面積の広い(1)~(11)の車体の上面と、前後のバンパ-の上部周辺、さらに側面の上部は立ったままの楽な姿勢で洗うことができる。

その結果、(1)~(11)の車体の上面と、前後のバンパ-の上部、さらに側面の上部を洗うとき、立ったり座ったりの屈伸運動的な動作がなくなるので、洗車の効率がよくなり、さらに体力も温存できる。

バンタイプ

基本的に、イラストの上面図のように車体を左右二分割してその片側づつ洗車をする。例えば、一人で洗車する場合、車体左側半分の『上面と前部の上部、さらに側面の上部』を(1)~(12)の順で洗い、洗い終えたら車体の右側へ移動する。そして、先に洗った左側と同じ要領で車体右側半分も『(1)~(12)』の順で洗う。そして、車体の左右両側の(1)~(12)を洗い終えてから、最後に車体の前部と左右両側の下部(13)~(16)と、リアゲ-トの(17)~(19)を洗う。

また、二人で洗車する場合は、車体左側半分の『上面と前部の上部、さらに側面の上部』を、一人が車体前部のボンネット(4)から(5)(6)(7)(8)の順で洗い、もう一人が車体側面の後部の(11)から(12)(9)(10)の順で、二人が車体の同じ側の(4)~(12)を前と後ろから同時に、車体中央部センタ-ピラ-(右イラスト側面図参照)へと洗い、洗い終えたら二人で車体の右側へ移動する。そして、先に洗った左側と同じ要領で車体右側半分も、二人で『(4)~(12)』のパネルだけを洗う。そして、二人で車体の左右両側の(4)~(12)を洗い終えたら、最後に、一人が脚立を使って車体の左右両側の上面(1)~(3)を洗い、もう一人が車体の前部と左右両側の下部(13)~(16)と、リアゲ-ト(17)~(19)を洗う。

また、二人で洗うとき、二人が同じ側を前と後ろから洗うことで、お互いが何処を洗っているか確認できる。さらに、洗い忘れ防止、水を掛けるタイミングが測れるなど、効率のよい洗車ができる。また、車体の上面及び上部(1)~(12)と、下部及びリアゲ-ト(13)~(19)(上面図及び側面図参照)では、砂・泥などの汚れの付き方が違う。その車体の上面及び上部(1)~(12)と、車体の下部及びリアゲ-ト(13)~(19)を洗い分けることが洗車傷防止につながる。

【ポイント】 上記、イラストの車体の上面及び上部(1)~(12)と、車体の前部及び側面の下部(13)~(16)、さらに車体後部のリアゲ-ト(17)~(19)を洗い分ける理由が三つある。一つは、前記で説明したように車体の下部(13)~(16)、さらに車体後部のリアゲート(17)~(19)などに多く付着している砂や泥で、車体の上面及び上部(1)~(12)のパネルに傷を付けないため…。そして、もう二つは、洗車の効率アップと体力の温存だ。

例えば、車体の上面と、車体の前部及び側面の上部(1)~(12)を足した総面積と、車体の前部及び側面の下部と、車体後部のリアゲ-ト(13)~(19)を足した総面積を比較すると、どんな車種でも(1)~(12)を足した側面積の方が絶対広い。その面積の広い(1)~(12)の車体の上面と、前部バンパ-の上部周辺、さらに側面の上部は、立ったままの楽な姿勢で洗うことができる。

その結果、(1)~(12)の車体の上面と、車体の前部及び側面の上部を洗うとき、立ったり座ったりの屈伸運動的な動作がなくなるので洗車の効率がよくなり、さらに体力も温存できる。

ボディーを洗う

この項目は、『セダンタイプ(車高の低いバンタイプ含む)』と、車高の高い『バンタイプ』を『一人で洗う』ときの要領と、『二人で洗う』ときの要領を各々タイプ別で解説している。ただし、セダン・バンの両タイプとも、簡単で…、傷を付けない洗車の要領は、『一人で洗う』の項目でより詳しく解説している。よって、『二人で洗う』をご覧いただくまえに、まず『一人で洗う』と、『タイヤとホイールを洗う』をご覧いただき、そのあとで『二人で洗う』をご覧ください。尚、タイヤとホイールについては『タイヤ・ホイールを洗う』の項目を参照。

セダンタイプ『一人で洗う』

ここでは、『セダン』と『車高の低いバン』両タイプの洗い方の要領を解説しています。また、『車高の低いバンタイプ』は、ルーフを洗うときでも高い踏み台(脚立)がいらないので、基本的にはセダンタイプと大差ない洗車ができる。ただし、車体最後部の形状がセダンタイプとは違うので、その最後部の汚れ方(砂や泥の付き方)が違ってくる。その汚れ方が違うことで、洗う順番が少し違ってくる。

そこで、先に『セダンタイプ』、その後に『車高の低いバンタイプ』の順で解説をする。また、『車高の低いバンタイプ』のリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)以外の部位については、『セダンタイプ』の洗い方を参照。

洗うまえに、セダンタイプと車高の低いバンタイプの車体(前後のバンパー・前後のフェンダー・前後のドア)の上部と下部を『洗い分けるライン』を決める。まず、車の横に立って、立ったまま手を真っすぐ下に伸ばす。その手が届く所までが車体の上部とし、手が届かない所から下が車体の下部になる。そして、その手が届く所と届かない所の境目を基準のラインにして、車体の上部と下部を洗い分ける。(基準にするラインの高さは、前後のバンパーの上面を結ぶ高さに等しい)また、車体の側面の『ヒザの高さ』に、車体の前後に沿ってサイドモールや凸凹のラインがある車は、このラインを基準にして上部と下部に分ける。そして、その基準になるラインを境にして上部と下部を洗い分ける。要は、洗うときに、立ったままの姿勢で手が下に届く所から上の部位だけを先に洗う。

【車体の上部と下部を洗い分ける理由はこれ!】
『ヒザの高さ』を境にして上部と下部の汚れ方が違う。とくに下部はタイヤでハネた砂や泥がいっぱい付着している。その下部と上部および上面(ボンネット・ルーフ・トランク)を一緒に洗うと、下部に付着していた砂や泥を同じパネルの上部や上面の各パネルにも引きずることになる。それが原因で、側面(前後フェンダーと前後ドア)の上部や、上面(ボンネット・ルーフ・トランク)に余計な傷を付ける。その傷を付けないために、車体(前後フェンダーと前後ドア)の上部と下部を洗い分ける。

ただし、『ヒザの高さ』より上の部位まで砂や泥をハネ上げている場合は、その砂や泥が付着している上限を、車体の上部と下部を洗い分ける基準のラインに設定する。そして、そのラインを境にして車体の上部と下部を洗い分ける。

この車高の低いバンタイプは、車体後部のリアゲート(ハネ上げ式ドア)の全面が車体の下部と同じくらい汚れる。そこで、車体の上部と下部を洗い分けたように、車体の上面および上部を洗い終えてからこのリアゲートを洗う。

 

 

シャンプー液の入ったバケツは、写真(4)の車体の中央部付近に置いておく。ここに置いておけば、一~二歩動いただけで洗車スポンジを洗ったり、洗車スポンジにシャンプー液の補充ができる。また、車体の片側が洗い終われば、バケツを持って車体の反対側へ移動する。そして、その反対側の車体の中央部にバケツを置いておけばよい。無駄な動きの無い洗車をするため、バケツを置く場所も決めておく。

写真(5)、3WD洗車スポンジは、ボディーに吸い付くように洗えるので、洗車スポンジから手がづり落ちない程度の力で、手のひら全体で押さえて使用する。決して、握ったり…、力いっぱい押さえたり…はしないこと。

例えば、垂直な車体の側面を洗っているとき、洗車スポンジから手を離してもしばらくの間はボディーに吸い付いている。その洗車スポンジが吸い付いている間に、洗車スポンジを押さえて洗っていた手を反対の手に変えれば、その場から一歩も移動せずに洗う部位を変えることができる。結果、洗車するときの移動歩数が軽減できるので足腰が疲れない。

『上写真の方法で洗うな!』。肩幅以上に腕を大きく動かすと写真(6)のように弧を描いてしまう。車体の左右からこの方法で洗うと、ボンネットやルーフのセンターの前と後の端に三角形状の洗い残しができる。また、円を描くような洗い方…や、同じ所を縦や横に何回も擦る洗い方は、同じ所を擦る回数が多くなる結果、必要以上に時間と体力を使って洗車傷を付けるだけ、はっきり言って無駄。もっと言えば『百害有て一利無し』

さらに、車体の側面は、写真(7)のように垂直(上下方向)に洗ってはいけない。車のデザインは、車体の前後に沿ってのラインが基本になっている。サイドモールや、パネルの凸凹にしても前後のラインで形成されている。その前後のラインに対して交差する上下の動きで手を移動させるとボディーラインに沿わないので、その手の動きが不自然な動きになる。その結果、洗う時間もかかり、時間がかかるわりにはモールの付け根や、フェンダーやドアの凸凹部に洗い残しが出来る。

車体の左右どちらからでもよいが、一度決めたら毎回同じ側のボンネット前部からスタートする。例えば、写真(8)の車体の左側から洗車をスタートする場合、自身の位置は前輪の正面に立つ。そして、シャンプー液をしみ込ませた洗車スポンジの表面を『左手』の手のひら全体で軽く押さえて、まず肩幅の範囲でパネルの2~3辺を縁取りする。この縁取りをするとき、ボンネットのセンターを少し越した所まで手を伸ばして縁取りをする。
【注意】この洗車のときも、絶対ワイパーは立てない。

そして、肩幅分で縁取りしたその内側を、写真(9)のように、車体の前後に沿って同じく肩幅の範囲で直線的に洗う。絶対、肩幅以上に腕を横移動させない。また、ここではボンネットの後部まで一緒に洗わない。

【ポイント】 肩幅の範囲で各パネルの2~3辺を先に縁取りする。また、その縁取りした内側を車体の前後に沿って同じく肩幅の範囲で直線的に洗う理由は、各パネルの隅々の洗い残しを無くすため。さらに、各パネルの形状やサイズを自身の身体に覚えさせるため。

また、毎回同じパネルから順に洗うのは、自身の身体に車体全体の形状やサイズを覚えさせるため。また、肩幅の範囲で手(腕)を動かすのは、自身の身体(体格)にあった無理・無駄のない作業が出来る面積を、自身で測るようにするため。

また、車体を洗っているとき、シャンプー液をしみ込ませたスポンジで、一度擦って落ちない汚れや、取れない固着物があっても、同じ所を何度もゴシゴシ擦って取ろうとしてはいけない。ゴシゴシ擦ればボディーに傷が付くだけ、増えるだけ。洗車で落ちない汚れや、取れない固着物は洗車が終ってから、水アカ取りなどのクリーナーで除去すればよい。

ボンネットの左側の前部を洗い終えたら、写真(10)のその場で洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。

そして、洗車スポンジを裏返したら、写真(11)の自身の立つ位置はそのままで、洗う手を『左手から右手』に変える。そして、ボンネットの左側の後部も前部と同じように肩幅の範囲で2~3辺を縁取りする。そして、縁取りをしたあと、その縁取りした内側を前部と同じように洗えば、一歩も動かないでボンネットの左側半分が洗い終える。

そして、写真(11)のボンネットの左側半分を洗い終えたら、洗車スポンジはそのままで、写真(12)のフロントグリルと、フロントバンパーの上面の左側半分と、左側のヘットライト周辺を洗う。ここでは、バンパーの下部まで絶対洗ってはいけない。また、このフロントグリルやヘットライト周辺には、砂や泥が多く付着しているので、この部位を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗って(擦って)はいけない。『これは、ボンネット全体に洗車傷を付けない方法の一つだ』。

写真(13)、洗っている途中でシャンプー液を水で洗い流すとき、汚れた洗車スポンジはいったんシャンプー液の入ったバケツの中に戻しておく。

そして、『シャンプー液が乾くまでに』、写真(14)の高圧スプレーか、写真(15)の水道ホースなどの綺麗な水でよく洗い流す。(以降、水道ホースを使って解説する)

また、写真(14)~(15)では、ボンネットの左側半分と、フロントバンパーの上面の左側周辺を洗い終わってから水を掛けているが、シャンプー液が乾くまでに洗える面積は車の大きさや、季節や天候、時間帯などで違ってくるので、そのつど確認しつつシャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。シャンプー液が乾くと汚れが再度車体に固着するので、必ず乾くまでに綺麗な水でよく洗い流す。

写真(16)、ボンネットのシャンプー液を水で流したあと、次のパネルを洗う訳だが、そのまえに、汚れたままバケツに戻しておいた洗車スポンジを、バケツのシャンプー液の中で2~3度モミ洗いする。そして、綺麗になった洗車スポンジで次のパネルを洗う。

また、洗車が終了するまでに『洗車スポンジを洗う回数』は、車の大きさ…や、汚れ具合で違ってくる。洗車をするとき、洗車スポンジの汚れ具合も確認しつつ、洗車スポンジが汚れてきたら、そのつどその洗車スポンジも綺麗に洗いながら洗車をすること。

ボンネットの左側半分と、フロントバンパー上面の左側半分周辺を洗い終えたら、次は写真(17)の左フロントフェンダーの上部(ヒザから上の部位)だけを洗う。このフロントフェンダー上部を洗うときも、先に肩幅の範囲で2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】ここでは、ヒザから下の下部は絶対洗ってはいけない。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

写真(17)の、左フロントフェンダーの上部を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、踏み台などを利用して、写真(18)のフロントガラスの左側半分と、左側のフロントピラーと、左のドアミラーを洗う。このフロントガラスも、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後(ガラスの上から下へ、下から上への往復)に沿って直線的に洗う。

【ポイント】ガラスを洗うときは、ワイパーの周辺を洗うときだけワイパーを立てる。そして、ワイパーの周辺を洗い終えたら、ただちにワイパーをもとの寝かせた状態に戻す。また、ガラス・フロントピラー・ドアミラーを洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。さらに、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。

写真(18)のフロントガラスの左側半分を洗い終えたら、次は写真(19)のルーフの左側半分の前部を洗う。このルーフの前部も、先に肩幅の範囲で2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【ポイント】前写真(18)と同様、このルーフを洗うときも踏み台を利用すれば、ルーフのセンターを少し越した所まで簡単に手が届くようになるので洗い残しが無くなる。

写真(19)のルーフの左側半分の前部を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(20)のルーフの左側半分の後部と左リアピラーを踏み台を利用して洗う。このルーフ後部も、先に肩幅の範囲で2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。このルーフ後部もセンターを少し越した所まで洗う。

【ポイント】ルーフと左リアピラーを洗い終えたら、洗車スポンジはそのままで次写真(21)のドアガラスを洗う。

写真(20)のルーフの左側半分の後部と、左リアピラーを洗い終えたら、次は写真(21)の左リアドアのガラスを洗う。ドアガラスも先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】このリアドアのガラスを洗い終えても洗車スポンジは裏返さないで、そのまま次写真(22)のフロントドアのガラスを洗う。

写真(21)の左リアドアのガラスを洗い終えたら、次は写真(22)の左フロントドアのガラスを洗う。このガラスも、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【ポイント】ルーフと前後のドアガラスを洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことも絶対忘れないようにすること。そのとき、すでに洗い終わっているパネルや、まだ洗っていないパネルで乾き始めているパネルがあれば、シャンプー液を流すついでにその乾き始めているパネルにも水を掛ける。そして、車体全体を濡れた状態に戻して、自然乾燥で車体に水染み(雨染み的なもの)ができるのを防止する。要は、洗車が終了するまで、常に車体全体を濡れた状態にしておくこと。

写真(22)の左フロントドアのガラスを洗い終えたら、次は写真(23)の左フロントドアの上部(ヒザから上の部位)を洗う。このフロントドアの上部も、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】ここでは、ヒザから下の下部は絶対洗ってはいけない。

写真(23)の左フロントドアの上部を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(24)の左リアドアの上部(ヒザから上の部位)を洗う。このリアドアの上部も、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】ここでは、ヒザから下の下部は絶対洗ってはいけない。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗ってはいけない。

【ポイント】このリアドアの上部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことも忘れないこと。

写真(24)の左リアドアの上部を洗い終えたら、次は写真(25)のリアガラスの左側半分を洗う。このリアガラスも踏み台などを利用して、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後(ガラスの上から下へ、下から上への往復)に沿って直線的に洗う。

【注意】リアワイパーが在る車は、フロントワイパー周辺を洗うときと同様、ワイパー周辺を洗うときだけワイパーを立てる。そして、洗い終わればただちにもとの寝かせた状態に戻す。

写真(25)のリアガラスの左側半分を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(26)のトランクの左側半分を洗う。このトランクも、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

 

 

写真(26)のトランクの左側半分を洗い終えたら、洗車スポンジはそのままで、写真27の左側のテールランプ周辺と、リアバンパーの上面の左側半分を洗う。

【注意】ここでは、バンパーの下部まで絶対洗ってはいけない。また、砂や泥が多く付着しているテールランプ周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるトランクを再び洗って(擦って)はいけない。『これは、トランク全体に洗車傷を付けない方法の一つだ』。

【ポイント】トランクからリア周辺を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことを忘れないこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(26)、(27)のトランクとテールランプ周辺を洗い終えたら、次は写真(28)の左リアフェンダーの上部を洗う。このリアフェンダーの上部も、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗い、洗い終えたらシャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。

【注意】ここでは、ヒザから下の下部は絶対洗ってはいけない。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

【ポイント】この左リアフェンダーの上部を洗い終えたら、車体を左右二分割した左側(片側)半分の上面のガラス及びパネルと、側面のガラス及びパネルの上部(ヒザから上の部位)を洗い終える。そして、この左側半分の上面と上部を洗い終えたら、シャンプー液の入ったバケツを持って車体の右側へ移動する。そして、その車体の右側半分の上面及び上部だけを、先に洗った左側半分と同じ順番、要領で洗う。

上記の順番、要領で車体全体の上面及び上部(ヒザから上の部位)を洗い終えたら、次は車体全体の下部(ヒザから下の部位)を洗う訳だが、この『下部』を洗う順番は、車体の周囲をグルッと一周する要領で洗うか、又は車体を左右二分割して左右別々に洗うか…の、どちらかの方法で洗えばよい。そして、ここでは車体を左右二分割して洗う要領を解説する。まず、バケツのシャンプー液の中で洗車スポンジを綺麗に洗ったあと、写真(29)の左リアフェンダーの下部(リアバンパーの左側面部)を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】砂や泥が多く付着しているリアフェンダーの下部を洗ったあとで、すでに洗い終えてるヒザから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。また、このリアフェンダーの下部を含む、次写真(29)~(34)の車体の下部は、洗っても除去できない汚れが多く残る所だ。シャンプー液で落ちない汚れや、取れない固着物があっても力を入れてゴシゴシ擦って取ろうとしてはいけない。ゴシゴシ擦ればボディーに傷を付けるだけ。一度洗って(擦って)落ちない汚れや、取れない固着物は、洗車が終わってから、水アカ除去剤や、その他クリーナーなどで除去すればよい。

写真(29)の左リアフェンダーの下部(リアバンパーの左側面部)を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(30)の車体後部のリアバンパーの下部(左側半分)を洗う。

【ポイント】このリアバンパーの下部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルの下部を洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことも忘れないようにすること。

写真(30)のリアバンパーの下部を洗い終えたら、次は写真(31)の左リアドアの下部(ヒザから下の部位)を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】砂や泥が多く付着しているリアドアの下部を洗ったあとで、すでに洗い終えてるヒザから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

写真(31)の左リアドアの下部を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(32)の左フロントドアの下部(ヒザから下の部位)を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】このフロントドアの下部を洗ったあとも、洗車スポンジに多くの砂や泥が付着するので、その洗車スポンジで、すでに洗い終えてるヒザから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。

【ポイント】このフロントドアの下部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルの下部を洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことを忘れないこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(32)の左フロントドアの下部を洗い終えたら、次は写真(33)の左フロントフェンダーの下部(フロントバンパー左側面部)を洗う。

【注意】このフロントフェンダーの下部を洗ったあとも、洗車スポンジに多くの砂や泥が付着するので、その洗車スポンジで、すでに洗い終えてるヒザから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

写真(33)の左フロントフェンダーの下部(フロントバンパーの左側面部)を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(34)の車体前部のフロントバンパー全体の下部を左側の端から右側の端まで洗う。そして、洗い終えたら綺麗な水でシャンプー液を洗い流す。また、このフロントバンパーの下部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗う。そして、シャンプー液の入ったバケツと洗車スポンジを持って車体の右側に移動する。そして、綺麗にした洗車スポンジで、車体左側半分の各パネルの下部を洗ったときと同じ要領で、車体右側半分の各パネルの下部を洗えればボディ-とガラスの洗車が終了する。また、タイヤとホイ-ルについては『タイヤ・ホイ-ルを洗う』を参照。

【ポイント】
また、車体の右側半分の各パネルを洗うときも、洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジを綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、洗っている途中でシャンプ-液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。以上でセダンタイプは終了だが、最後に『車高の低いバンタイプ』の洗い方を簡単に解説しておこう。

上写真の『車高の低いバンタイプ』は、車の高さ(車高)が『セダンタイプ』と一緒なので、前記のセダンタイプと同じ要領で洗車すればよい。ただし、写真(37)のように車体後部の形状が『セダンタイプ』とは異なるので洗う順番が少し違う。

例えば、写真(37)の車体後部のリアゲ-ト『後部ハネ上げ式ドア』を除いた、写真(35)の車体の上面と上部を先に洗う。要は、『リアゲ-ト全面と、リアバンパ-』を除いた、車体の『ヒザから上の部位』だけを先に洗う。

そして、車体の上面と、前部及び左右両側面の上部(ヒザから上の部位)を洗い終えたら、最後に写真(36)のフロントバンパ-の下部と、左右両側の下部(ヒザから下の部位)、さらに写真37のリアゲ-ト(後部ハネ上げ式ドアを上部から順に下部へと洗う)全面とリアバンパ-全体を洗う。

ただし、写真(36)のフロントバンパ-の下部と、左右両側面の下部(ヒザから下の部位)より、写真(37)のリアゲ-ト(後部ハネ上げ式ドア)と、リアバンパ-の方が汚れている場合は、一番最後に一番汚れているそのリアゲ-ト(後部ハネ上げ式ドアを上部から順に下部へと洗う)全面と、リアバンパ-全体を洗い終えれば、ボディ-とガラスの洗車が終了する。また、タイヤとホイ-ルについては『タイヤ・ホイ-ルを洗う』を参照。

【ポイント】リアゲ-トを洗うときは、ワイパ-を寝かせた状態で洗う。そして、ワイパ-の周辺を洗うときだけ、そのワイパ-を少し持ち上げて洗い、洗い終えたら、ただちにもとの寝かせた状態に戻す。顔にケガする恐れがあるので、ワイパ-を立てたままでは洗わない。

また、洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その汚れた洗車スポンジを綺麗に洗ってから次のパネルを洗うこと。また、シャンプ-液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すこと。さらに、すでに洗い終っているパネルや、これから洗うパネルで乾き始めているパネルがあれば、シャンプ-液を流すついでにその乾き始めているパネルにも水を掛けて、車体全体を濡れた状態にしておくこと。

バンタイプ『一人で洗う』

このバンタイプは、車体の高さ…や、車体の最後部の形状がセダンタイプと違うので車体全体の汚れ方(砂や泥の付き方)が違う。その汚れ方が違うことで、洗うときの要領や順番がセダンタイプとは少し違う。また、ルーフを洗うとき、背の高い踏み台(脚立)などが必要になるが、くれぐれも足を滑らせてケガなどしないよう注意して洗うこと。

洗うまえに、バンタイプの車体(前部のバンパー・前後のフェンダー・前後のドア)の上部と下部を『洗い分けるライン』を決める。まず車の横に立って、立ったまま手を真っすぐ下に伸ばす。その手が届く所までが車体の上部とし、手が届かない所から下が車体の下部になる。そして、その手が届く所と届かない所の境目を基準のラインにして、車体の上部と下部を洗い分ける。(基準にするラインの高さは、前後のバンパーの上面を結ぶ高さに等しい)

また、車体の側面の『太ももの高さ』に、車体の前後に沿ってサイドモールや凸凹のラインがある車は、そのラインを基準にして上部と下部に分ける。そして、その基準になるラインを境にして上部と下部を洗い分ける。要は、洗うときに、立ったままの姿勢で手が下に届く所から上の部位だけを先に洗う。

【車体の上部と下部を洗い分ける理由はこれ!】
『太ももの高さ』を境にして上部と下部の汚れ方が違う。とくに、下部はタイヤでハネた砂や泥がいっぱい付着している。その下部と上部および上面(ボンネット・ルーフ)を一緒に洗うと、下部に付着していた砂や泥を同じパネルの上部や上面の各パネルにも引きずることになる。それが原因で、側面(前後フェンダー・前後ドア)の上部や、上面(ボンネット・ルーフ)に余計な傷を付ける。その傷を付けないために、車体(前部のバンパー・前後のフェンダー・前後のドア)の上部と下部を洗い分ける。

ただし、写真(2)の『太ももの高さ』より上の部位まで砂や泥をハネ上げている場合は、その砂や泥が付着している上限を、車体の上部と下部を洗い分ける基準のラインに設定する。そして、そのラインを境にして車体の上部と下部を洗い分ける。

バンタイプは、車体最後部のリアゲート(ハネ上げ式ドア)の全面が車体の下部と同じくらい汚れる。そこで、前記の車体の上部と下部を洗い分けるように、このリアゲートも洗い分ける。

例えば、車体の下部(太ももから下の部位)とリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を除いた、車体の上面と上部(太ももから上の部位)を先に洗う。そして、その車体の上面と上部(太ももから上の部位)を洗い終えたら、最後に車体の下部(太ももから下の部位)とリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を洗う。

ただし、車体の下部(太ももから下の部位)より、リアゲート(後部ハネ上げ式ドア)の方が汚れている場合は、車体全体で一番汚れているそのリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を一番最後に洗う。

また、車体全体を洗う順番は、始めに『車体の上面と上部』、次に『車体の下部』、最後に『リアゲート』の順で洗う。

シャンプー液の入ったバケツは、写真(4)の車体の中央部付近に置いておく。ここに置いておけば、一~二歩動いただけで洗車スポンジを洗ったり、洗車スポンジにシャンプー液の補充ができる。また、車体の片側が洗い終われば、バケツを持って車体の反対側へ移動する。そして、その反対側の車体の中央部にバケツを置いておけばよい。無駄な動きの無い洗車をするため、バケツを置く場所も決めておく。

写真(5)、3WD洗車スポンジは、ボディーに吸い付くように洗えるので、洗車スポンジから手がづり落ちない程度の力で、手のひら全体で押さえて使用する。決して、握ったり…、力いっぱい押さえたり…はしないこと。

例えば、垂直な車体の側面を洗っているとき、洗車スポンジから手を離してもしばらくの間はボディーに吸い付いている。その洗車スポンジが吸い付いている間に、洗車スポンジを押さえて洗っていた手を反対の手に変えれば、その場から一歩も移動せずに洗う部位を変えることができる。結果、洗車するときの移動歩数が軽減できるので足腰が疲れない。

『写真(6)(7)の方法で洗うな!』。肩幅以上に腕を大きく動かすと写真(6)のように弧を描いてしまう。車体の左右からこの方法で洗うと、ルーフやボンネットのセンターの前と後の端に三角形状の洗い残しができる。また、円を描くような洗い方…や、同じ所を縦や横に何回も擦る洗い方は同じ所を擦る回数が多くなる結果、必要以上に時間と体力を使って洗車傷を付けるだけ、はっきり言って無駄。もっと言えば『百害有て一利無し』

さらに、車体の側面は、写真(7)のように垂直(上下方向)に洗ってはいけない。車のデザインは、車体の前後に沿ってのラインが基本になっている。サイドモールや、パネルの凸凹にしても前後のラインで形成されている。その前後のラインに対して交差する上下の動きで手を移動させるとボディーラインに沿わないので、その手の動きが不自然な動きになる。その結果、洗う時間もかかり、時間がかかるわりにはモールの付け根や、フェンダーやドアの凸凹部に洗い残しが出来る。

車体の左右どちらからでもよいが、一度決めたら毎回同じ側のルーフの最後部からスタートする。例えば、写真(8)の車体の左側の最後部から洗車をスタートする場合、脚立を立てる位置は後輪の正面に立てる。そして、シャンプー液をしみ込ませた洗車スポンジの表面を『右手』の手のひら全体で軽く押さえて、まず肩幅の範囲でパネルの2~3辺を縁取りする。この縁取りをするとき、ルーフのセンターを少し越した所まで手を伸ばして縁取りをする。【注意】脚立から足を踏み外さないように注意すること。

そして、肩幅分で縁取りしたその内側を、写真(9)のように、車体の前後に沿って同じく肩幅の範囲で直線的に洗う。絶対、肩幅以上に腕を横移動させない。また、ここではルーフの前部(左手側)まで一緒に洗わない。

【ポイント】肩幅の範囲で各パネルの2~3辺を先に縁取りする。また、その縁取りした内側を車体の前後に沿って同じく肩幅の範囲で直線的に洗う理由は、各パネルの隅々の洗い残しを無くすため。さらに、各パネルの形状やサイズを自身の身体に覚えさせるため。

また、毎回同じパネルから順に洗うのは、自身の身体に車体全体の形状やサイズを覚えさせるため。また、肩幅の範囲で手(腕)を動かすのは、自身の身体(体格)にあった無理・無駄のない作業が出来る面積を、自身で測るようにするため。

また、車体を洗っているとき、シャンプー液をしみ込ませたスポンジで、一度擦って落ちない汚れや、取れない固着物があっても、同じ所を何度もゴシゴシ擦って取ろうとしてはいけない。ゴシゴシ擦ればボディーに傷が付くだけ、増えるだけ。洗車で落ちない汚れや、取れない固着物は洗車が終ってから、水アカ取りなどのクリーナーで除去すればよい。

ルーフの左側の最後部を洗い終えたら、写真(10)のその場で洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。

そして、洗車スポンジを裏返したら、脚立の位置はそのままで、写真⑪の洗う手を『右手から左手』に変える。そして、その左手で最後部と同じように肩幅の範囲で2~3辺を縁取りする。そして、縁取りをしたあと、その縁取りした内側を最後部と同じように洗えば、脚立を移動させることなくルーフの左側の後ろ半分(ルーフの四分の一)が洗い終える。そして、このルーフの左側の後ろ半分が洗い終えたら一度脚立から下りる。

写真(11)を洗い終えて脚立から下りたら、両面が汚れた洗車スポンジはいったん写真(12)のシャンプー液の入ったバケツの中に戻しておく。

そして、『シャンプー液が乾くまでに』写真(13)の高圧スプレーか、写真(14)の水道ホースなどの綺麗な水でよく洗い流す。(以降、水道ホースを使って解説する)

また、写真(13)~(14)では、ルーフの左側の後ろ半分を洗い終わってから水を掛けているが、シャンプー液が乾くまでに洗える面積は車の大きさや、季節や天候、時間帯などで違ってくるので、そのつど確認しつつシャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。シャンプー液が乾くと汚れが再度車体に固着するので、必ず乾くまでに綺麗な水でよく洗い流す。

写真(15)、ルーフ後部のシャンプー液を水で流したあと、次にルーフの左側の前部を洗う訳だが、そのまえに、脚立を車体の後部から前部へと移動させる(次の写真(16)を参照)。そして、汚れたままバケツに戻しておいた洗車スポンジを、バケツのシャンプー液の中で2~3度モミ洗いする。

また、洗車が終了するまでに『洗車スポンジを洗う回数』は、車の大きさ…や、汚れ具合で違ってくる。洗車をするとき、洗車スポンジの汚れ具合も確認しつつ、洗車スポンジが汚れてきたら、そのつどその洗車スポンジも綺麗に洗いながら洗車をすること。

写真(15)のルーフの左側半分の後部を洗い終えたら、脚立を後輪の正面から助手席のドアとスライドドアの中間位置に移動させる。さらに、洗車スポンジを綺麗に洗ったあと、次は写真(16)の左側のルーフの前部を洗う。このルーフの前部を洗うときも、先に洗った後部と同じ要領で『右手』側から縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

写真(16)の右手側を洗い終えたら、脚立の位置はそのままでその場で洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。そして、写真(17)の洗う手を『右手から左手』に変えて、その左手で左手側を、最初に洗った最後部の左手側と同じ要領で洗えば、脚立を一度移動させただけでルーフの左側半分(ルーフの二分の一)が洗い終える。そして、洗い終えたら一度脚立から下りて、両面が汚れた洗車スポンジをバケツに戻し、ルーフのシャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。
【ポイント】シャンプー液を流し終えたら、両面が汚れた洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。

写真(17)のルーフを洗い終えたら、脚立をドアミラーの前部に移動させて、写真(18)のフロントガラスの左側半分を洗う。このフロントガラスも、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後(ガラスの上から下へ、下から上への往復)に沿って直線的に洗う。また、ガラスを洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返して、その裏返した洗車スポンジで、左側のフロントピラーとドアミラを洗う。

【ポイント】ガラスを洗うときは、ワイパーの周辺を洗うときだけワイパーを立てる。そして、ワイパーの周辺を洗い終えたら、ただちにワイパーをもとの寝かせた状態に戻す。そして、ガラス・ピラー・ドアミラーを洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことも忘れないようにすること。そのとき、すでに洗い終わっているパネルや、まだ洗っていないパネルで乾き始めているパネルがあれば、シャンプー液を流すついでにその乾き始めているパネルにも水を掛ける。そして、車体全体を濡れた状態に戻して、自然乾燥で車体に水染み(雨染み的なもの)ができるのを防止する。要は、洗車が終了するまで、常に車体全体を濡れた状態にしておくこと。

写真(18)のフロントガラスの左側半分と、左のフロントピラーとドアミラーを洗い終えたら、写真(19)のボンネットの左側半分の前部を洗う。このとき自身の位置は前輪の正面に立つ。そして、まず肩幅の範囲でパネルの2~3辺を縁取りする。この縁取りをするとき、ボンネットのセンターを少し越した所まで手を伸ばして縁取りをする。その縁取りした内側を、車体の前後に沿って同じく肩幅の範囲で直線的に洗う。絶対、肩幅以上に腕を横移動させない。また、ここではボンネットの後部まで一緒に洗わない。ただし、軽自動車のようなボンネットの面積が小さい車種は後部まで洗ってもよいが、最後に後部の縁取りをすることを忘れないこと。

写真(19)のボンネットの左側半分の前部を洗い終えたら、その場で洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。そして、洗車スポンジを裏返したら、写真(20)の自身の立つ位置はそのままで、洗う手を『左手から右手』に変える。そして、ボンネットの左側の後部も前部と同じように肩幅の範囲で2~3辺を縁取りする。そして、縁取りをしたあと、その縁取りした内側を前部と同じように洗えば、一歩も動かないでボンネットの左側半分が洗い終える。

【ポイント】ボンネットの左側半分を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。

写真(20)のボンネットの左側半分を洗い終えたら、次は写真(21)のフロントグリルと、フロントバンパーの上面の左側半分と、左側のヘットライト周辺を洗う。

【注意】ここでは、バンパーの下部(太ももから下の部位)まで絶対洗ってはいけない。また、このフロントグリルやヘットライト周辺には、砂や泥が多く付着しているので、この部位を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗って(擦って)はいけない。『これは、ボンネット全体に洗車傷を付けない方法の一つだ』。

写真(21)のフロントバンパーの上面周辺の左側半分を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(22)の左フロントフェンダーの上部(太ももから上の部位)だけを洗う。このフロントフェンダーの上部を洗うときも、先に肩幅の範囲で2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】ここでは、太ももから下の下部は絶対洗ってはいけない。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

【ポイント】左フロントフェンダーの上部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。

写真(22)の左フロントフェンダーの上部を洗い終えたら、次は写真(23)の助手席のドアのガラスを洗う。このドアガラスも、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

 

 

写真(23)の助手席のドアガラスを洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(24)の助手席のドアの上部(太ももから上の部位)を洗う。このドアの上部も、先に2~3辺をて直線的に洗う。

【注意】ここでは、太ももから下の下部は絶対洗ってはいけない。

【ポイント】助手席のドアの上部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すことも忘れないこと。

写真(24)の助手席のドアの上部を洗い終えたら、次は写真(25)の左側面のスライドドアのガラスを洗う。このガラスも、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

 

 

写真(25)の左側面のスライドドアのガラスを洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(26)の左側面のスライドドアの上部(太ももから上の部位)を洗う。このスライドドアの上部も、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】ここでは、太ももから下の下部は絶対洗ってはいけない。

【ポイント】このスライドドアの上部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(26)の左側面のスライドドアの上部を洗い終えたら、次は写真(27)の左側面後部のガラスを洗う。この左側面後部のガラスも、先に2~3辺を縁取りしてその縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。

 

 

写真(27)の左側面後部のガラスを洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(28)の左のリアフェンダーの上部(太ももから上の部位)を洗う。このリアフェンダーの上部も、先に2~3辺を縁取りして、その縁取りした内側を車体の前後に沿って直線的に洗う。そして、洗い終えたらシャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。

【注意】ここでは、太ももから下の下部は絶対洗わない。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

【ポイント】この左リアフェンダーの上部を洗い終えたら、車体を左右二分割した左側(片側)半分の上面のガラスおよびパネルと、側面のガラスおよびパネルの上部(太ももから上の部位)を洗い終える。(車体後部のリアゲートは除く)そして、この左側半分の上面と上部を洗い終えたら、シャンプー液の入ったバケツを持って車体の右側へ移動する。そして、その車体の右側半分の上面のガラスおよびパネルと、側面のガラスおよびパネルの上部(太ももから上の部位)だけを、先に洗った左側半分と同じ順番、要領で洗う。(車体後部のリアゲートは除く)

上記の順番、要領で、車体全体(車体後部のリアゲートは除く)の上面および上部(太ももから上の部位)を洗い終えたら、次は車体の前部と左右両側の下部(太ももから下の部位)を洗う訳だが、この『下部』を洗う順番は、車体の周囲をグルッと廻る要領で洗うか、又は車体を左右二分割して左右別々に洗うか…の、どちらかの方法で洗えばよい。そして、ここでは車体を左右二分割して洗う要領を解説する。まず、バケツのシャンプー液の中で洗車スポンジを綺麗に洗ったあと、写真(29)の左側面のリアフェンダーの下部(太ももから下の部位、リアバンパーの左側面部を含む)を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】砂や泥が多く付着しているリアフェンダーの下部を洗ったあとで、すでに洗い終えてる太ももから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

また、このリアフェンダーの下部を含む、写真(29)~(32)の車体の下部は、洗っても除去できない汚れが多く残る所だ。シャンプー液で落ちない汚れや、取れない固着物があっても力を入れてゴシゴシ擦って取ろうとしてはいけない。ゴシゴシ擦ればボディーに傷を付けるだけ。一度洗って(擦って)落ちない汚れや、取れない固着物は洗車が終わってから、水アカ除去剤や、その他クリーナーなどで除去すればよい。

写真(29)の左リアフェンダーの下部を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車洗車スポンジで、写真(30)の左側面のスライドドアの下部を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】砂や泥が多く付着しているスライドドアの下部を洗ったあとで、すでに洗い終えてる太ももから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。

【ポイント】このスライドドアの下部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルの下部を洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(30)のスライドドアの下部を洗い終えたら、次は写真(31)の助手席のドアの下部(太ももから下の部位)を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】砂や泥が多く付着している助手席のドアの下部を洗ったあとで、すでに洗い終えてる太ももから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。

写真(31)の助手席のドアの下部を洗い終えたら、洗車スポンジを綺麗な面に裏返す。その裏返した洗車スポンジで、写真(32)の左側面のフロントフェンダーの下部(太ももから下の部位、フロントバンパーの左側面部を含む)を車体の前後に沿って直線的に洗う。

【注意】このフロントフェンダーの下部を洗ったあとも、洗車スポンジに多くの砂や泥が付着するので、その洗車スポンジで、すでに洗い終えてる太ももから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、タイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

【ポイント】このフロントフェンダーの下部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルの下部を洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。

写真(32)の左フロントフェンダーの下部を洗い終えたら、次は写真(33)の左フロントバンパーの下部を洗う。このとき、左側の端から右側の端まで、このフロントバンパー全体の下部を洗う。そして、洗い終えたら綺麗な水でシャンプー液を洗い流す。

【注意】このフロントバンパーの下部を洗ったあとも、洗車スポンジに多くの砂や泥が付着するので、その洗車スポンジで、すでに洗い終えてる太ももから上の上部を再び洗ってはいけない(擦らない)。

【ポイント】このフロントバンパーの下部を洗い終えて洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗う。そして、シャンプー液の入ったバケツと洗車スポンジを持って車体の右側に移動する。そして、綺麗にした洗車スポンジで、車体の左側半分の下部を洗ったときと同じ要領で、車体の右側半分の各パネルの下部を洗う。(車体後部のリアゲートは除く)また、車体の右側半分の各パネルの下部を洗うときも、洗車スポンジの両面が汚れたら、その洗車スポンジを綺麗に洗ってから次のパネルを洗うこと。また、洗っている途中でシャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(33)のフロントバンパーの下部を洗い終えて、さらに『車体の右側面の各パネルの下部』を洗い終えたら、最後に写真(34)のリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を洗う。また、このリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を洗うときは、リアゲートの最上部から順に下部へと洗い、一番最後にリアバンパー全体を洗う。また、洗っている途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジを綺麗に洗いながら下部のバンパーまで洗う。そして、洗い終えたら、綺麗な水でシャンプー液を洗い流せばボディーとガラスの洗車が終了する。また、タイヤとホイールについては『タイヤ・ホイールを洗う』を参照。

【ポイント】リアゲートを洗うときは、ワイパーを寝かせた状態で洗う。そして、ワイパーの周辺を洗うときだけそのワイパーを少し持ち上げて洗い、洗い終えたら、ただちにもとの寝かせた状態に戻す。顔にケガする恐れがあるので、ワイパーを立てた状態で洗ってはいけない。

二人で洗う

サン・ダブル・ディ洗車技術研究所のカーケアシステムは、一人でも『簡単に…』『短時間で…』しかも『傷を付けない』ケアができるシステムです。その一人でも簡単にできるケアの知識を、ご夫婦、親子、お友達など、老若男女問わず二人で持てば鬼に金棒になるだろう。

また、この二人で洗う…方法は、一人で洗う方法の進化形になるので、先に『車に水を掛ける順番と要領』と『ボディーを洗う(一人)』さらに『タイヤ・ホイールを洗う』の項目で、基本的な『水の掛け方』と『洗い方の要領』を参照後、当項目をご覧ください。また、当項目は『セダンタイプ』と『バンタイプ』の二つのタイプに分けて解説しているが、車高の低いバンタイプについては、セダンタイプの中で解説している。

尚、二人で洗うときも、洗うまえに必ず一人が高圧スプレー又は水道ホースの水を勢いよく掛けて、車体に付着している砂や泥などをよく除去してから二人で洗うこと。

セダンタイプを二人で洗う

ここでは、『セダン』と『車高の低いバン』両タイプの洗い方の順番と要領の解説をしている。また、『車高の低いバンタイプ』は、ルーフを洗うときでも背の高い踏み台(脚立)がいらないので、基本的にはセダンタイプと大差ない洗車ができる。ただし、車体最後部の形状がセダンタイプとは違うので、その最後部の汚れ方(砂や泥の付き方)が違う。その汚れ方が違うことで、洗い方や、洗う順番が少し違ってくる。そこで、先に『セダンタイプ』、その後に『車高の低いバンタイプ』の順で解説している。

『セダン・車高の低いバン』両タイプとも、一台の車両を複数人(二人)で洗車するときは、まず車体を左右二分割して、その左右のどちらから洗うか…を決める。また、左右どちらでもよいが、必ず二人が車体の同じ側を洗う。決して車体の左右に分かれて洗ってはいけない。さらに、洗車を始めるまえに『誰がどこを洗うか…』を決めておく。そうすることで、無駄のない動きで…、洗い忘れや洗い残しのない洗車ができる。さらに、車体に傷を付けない洗車が可能になる。

また、二人が車体の同じ側を洗う理由は、お互いがどこを洗っているか…確認しながら洗える。また、シャンプー液が乾くまでに水を掛けるタイミングが計れる。さらに、相手に水を掛ける心配がなくなる。要は、二人で洗うときもシンプルな導線を完成させること。

車体の左右どちらからでもよいが、一度決めたら毎回同じ側からスタートする。例えば、写真(1)の『セダンタイプ』の左側から洗う場合、一人は前のボンネットから…、もう一人は、同じ側の後ろのトランクから洗車をスタートして、お互いが車体の中央部へと洗う。

【注意】この洗車のときも、顔にケガする恐れがあるので、ワイパーを立てたままボンネットを洗ってはいけない。

【ポイント】車体の前と後ろに分かれた二人が、一~二歩移動するだけで汚れた洗車スポンジを綺麗に洗ったり、洗車スポンジにシャンプー液の補充ができるように、シャンプー液の入ったバケツは車体の中央部付近に置いておく。また、各パネルと各ガラスを洗うときの手の動かし方や、洗う方向、その他、詳しい要領については『ボディーを洗う(一人)』を参照。

写真(2)、各々が車体の前後から中央部へ洗う順番は下記参照。

車体の前から洗う人は、ボンネットの左側半分から→バンパーの上面とヘットライト周辺の左側半分→フロントフェンダーの上部→フロントガラスの左側半分→ドアミラー→ルーフの左側半分の前二分の一→フロントドアのガラス→フロントドアの上部まで、車体の中央部へ向かって上記の順番で洗う。

車体の後ろから洗う人は、トランクの左側半分から→バンパーの上面とテールランプ周辺の左側半分→リアフェンダーの上部→リアガラスの左側半分→ルーフの左側半分の後ろ二分の一→リアドアのガラス→リアドアの上部まで、車体の中央部へ向かって上記の順番で洗う。

【注意】車体の前部から洗う人は、ボンネットの左側半分を洗ったあとでヘットライト周辺を洗う訳だが、そのヘットライト周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗ってはいけない(擦らない)。また、後部から洗う人は、トランクの左側半分を洗ったあとでテールランプ周辺を洗う訳だが、そのテールランプ周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるトランクを再び洗ってはいけない(擦らない)。また、車体の前と後ろと、側面の各パネルを洗うときは、『ヒザから上の上部』だけを洗う。ここでは、『ヒザから下の下部』は絶対洗わない。さらに、前と後ろのフェンダーのタイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。上記は、車体に洗車傷を付けない方法の一つだ。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジの片面が汚れたら、その洗車スポンジを綺麗な面に裏返してから次のパネルを洗う。また、裏返すタイミングの詳細は、『ボディーを洗う(一人)』を参照。

二人で洗うときも、前写真(2)の洗っている途中でシャンプー液が乾いていないか…、お互い声をかけあって確認しながら洗車する。そして、写真(3)の洗っている途中でもそのシャンプー液が乾くまでに、一人が綺麗な水でシャンプー液を洗い流す。また、シャンプー液が乾くまでに洗える面積は、季節や天候、時間帯などで違ってくるので、そのつど二人で確認しながら洗車をする。

【ポイント】洗車の途中でシャンプー液を洗い流すとき、すでに洗い終わっているパネルや、まだ洗っていないパネルで乾き始めているパネルがあれば、シャンプー液を流すついでにその乾き始めているパネルにも水を掛ける。そして、車体全体を濡れた状態に戻して、自然乾燥で車体に染み(雨染み的なもの)ができるのを防止する。要は、洗車が終了するまで、常に車体全体を濡れた状態にしておくこと。

写真(3)の洗車の途中で一人が水でシャンプー液を洗い流しているとき、もう一人が写真(4)の汚れた二人分の洗車スポンジ(2個)を、バケツのシャンプー液の中で綺麗に洗う。

【ポイント】汚れた洗車スポンジを綺麗に洗うタイミングは、シャンプー液を水で洗い流すときだけではなく、洗車スポンジの両面が汚れたら、そのつどバケツのシャンプー液で洗車スポンジを綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。

写真(2)の車体左側半分の上面と、左側面の各パネルの上部(ヒザから上の部位)を洗い終えたら、シャンプー液の入ったバケツと洗車スポンジを持って、写真(5)の車体の右側へ二人で移動する。そして、車体の右側半分も、先に洗った左側半分と同じように、二人が車体の前と後ろから中央部へと洗う。

 

 

写真(5)の車体右側の前と後ろから、各々が車体の上面と側面の各パネルの上部(ヒザから上の部位)を、写真(2)と同じ順番で、写真(6)の車体の中央部へと洗う。

【注意】この右側半分を洗うときも、左側半分を洗ったときと同じように、前部のヘットライト周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗わないこと(擦らない)。また、後部のテールランプ周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるトランクを再び洗ってはいけない(擦らない)。また、車体の前と後ろ、側面の各パネルを洗うときは、『ヒザから上の上部』だけを洗い、『ヒザから下の下部』は絶対洗わない。さらに、前と後ろのフェンダーのタイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(6)の車体の右側半分の上面と上部を洗い終えると、車体全体(左右両側)の上面と上部が洗い終わる。その車体全体の『ヒザから上の上部』を洗い終えたら、次は写真(7)の車体の左右両側面の各パネルの『ヒザから下の下部』と、写真(8)の前と後ろのバンパーの『ヒザから下の下部』を洗う。また、写真(7)の左右両側面の各パネルの下部と、写真(8)の前と後ろのバンパーの下部は、二人が車体の右と左、前と後ろに分かれて洗う。そのとき、車体の左右と前後の周囲四辺を『一人が左側と前部、もう一人が右側と後部』と言うように、各々が車体の周囲二辺をL字形に移動して洗う。

例えば、一人が写真(7)の左側面の各パネルの下部と、写真(8)の前のバンパーの下部を洗う。そして、もう一人が写真(7)の右側面の各パネルの下部と、写真(8)の後ろのバンパーの下部を洗う。

【注意】この下部(ヒザから下の部位)を洗うとき、すでに洗い終えてる上部(ヒザから上の部位)を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、車体の下部は洗っても除去できない汚れが多く残る所だ。一~二度擦って取れない汚れはそれ以上擦って取ろうとしない。また、力を入れて何度もゴシゴシ擦るとその部位に傷が付くだけ…、さらに、二人の洗車時間にズレが発生するので、余計なことや、無駄なことはしない。また、洗って取れない汚れは洗車のあとで、水アカ取りや、専用のクリーナーなどで除去すればよい。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すのも忘れないこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくこと。

写真(8)の車体全体を洗い終えたら、次は写真(9)のタイヤハウスの折り込み部と、タイヤとホイールを洗う。このタイヤとホイールも、二人が同じ側の前後に分かれて、一人が前輪を洗い、もう一人が同じ側の後輪を洗う。そして、写真⑨の車体の左側の前輪と後輪を洗い終えたら、写真⑩の二人で車体の右側へ移動して、その右側の前輪と後輪のタイヤハウスの折り込み部と、タイヤとホイールを洗い終えれば洗車が終了する。

尚、タイヤとホイールを洗う【要領】、【注意】、【ポイント】、その他詳細は、『タイヤ・ホイールを洗う』の項目参照。

車高の低いバンタイプを二人で洗う

車体の左右どちらからでもよいが、一度決めたら毎回同じ側からスタートする。例えば、写真(1)の『車高の低いバンタイプ』の左側から洗う場合、一人は前のボンネットから…、もう一人は、同じ側のルーフの最後部から洗車をスタートして、お互いが車体の中央部へと洗う。

【注意】この洗車のときも、顔にケガする恐れがあるので、ワイパーを立てたままボンネットを洗ってはいけない。

【ポイント】車体の前と後ろに分かれた二人が、一~二歩移動するだけで汚れた洗車スポンジを綺麗に洗ったり、洗車スポンジにシャンプー液の補充ができるように、シャンプー液の入ったバケツは車体の中央部付近に置いておく。また、各パネルと各ガラスを洗うときの手の動かし方や、洗う方向、その他、詳しい要領については、セダンタイプの『ボディーを洗う(一人)』を参照。

写真(2)、各々が車体の前後から中央部へ洗う順番は下記参照。

車体の前から洗う人は、ボンネットの左側半分から→バンパーの上面とヘットライト周辺の左側半分→フロントフェンダーの上部→フロントガラスの左側半分→ドアミラー→ルーフの左側半分の前三分の一→フロントドアのガラス→フロントドアの上部まで、車体の中央部へ向かって上記の順番で洗う。

車体の後ろから洗う人は、ルーフの左側半分の最後部三分の一から→ルーフ左側半分の中央部三分の一→左側面の後部のガラス→リアフェンダーの上部→リアドアのガラス→リアドアの上部まで、車体の中央部へ向かって上記の順番で洗う。

【注意】車体の前部から洗う人は、ボンネットの左側半分を洗ったあとでヘットライト周辺を洗う訳だが、そのヘットライト周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗ってはいけない(擦らない)。また、後部から洗う人は、ルーフの左側半分の最後部から洗車を始める訳だが、ここでは、砂や泥が多く付着するリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)は絶対洗ってはいけない。また、車体の前と、側面の各パネルを洗うときは、『ヒザから上の上部』だけを洗う。ここでは、『ヒザから下の下部』は絶対洗わない。さらに、前と後ろのフェンダーのタイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。上記は、車体に洗車傷を付けない方法の一つだ。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジの片面が汚れたら、その洗車スポンジを綺麗な面に裏返してから次のパネルを洗う。また、裏返すタイミングの詳細は、セダンタイプの『ボディーを洗う(一人)』を参照。

二人で洗うときも、前写真(2)の洗っている途中でシャンプー液が乾いていないか…、お互い声をかけあって確認しながら洗車する。そして、写真(3)の洗っている途中でもそのシャンプー液が乾くまでに、一人が綺麗な水でシャンプー液を洗い流す。また、シャンプー液が乾くまでに洗える面積は、季節や天候、時間帯などで違ってくるので、そのつど二人で確認しながら洗車をする。

【ポイント】洗車の途中でシャンプー液を洗い流すとき、すでに洗い終わっているパネルや、まだ洗っていないパネルで乾き始めているパネルがあれば、シャンプー液を流すついでにその乾き始めているパネルにも水を掛ける。そして、車体全体を濡れた状態に戻して、自然乾燥で車体に染み(雨染み的なもの)ができるのを防止する。要は、洗車が終了するまで、常に車体全体を濡れた状態にしておくこと。

写真(3)の洗車の途中で一人が水でシャンプー液を洗い流しているとき、もう一人が写真(4)の汚れた二人分の洗車スポンジ(2個)を、バケツのシャンプー液の中で綺麗に洗う。

【ポイント】汚れた洗車スポンジを綺麗に洗うタイミングは、シャンプー液を水で洗い流すときだけではなく、洗車スポンジの両面が汚れたら、そのつどバケツのシャンプー液で洗車スポンジを綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。

写真(2)の車体左側半分の上面と、左側面の各パネルの上部(ヒザから上の部位)を洗い終えたら、シャンプー液の入ったバケツと洗車スポンジを持って、写真(5)の車体の右側へ二人で移動する。そして、車体の右側半分も、先に洗った左側半分と同じように、二人が車体の前と後ろから中央部へと洗う。

 

写真(5)の車体右側の前と後ろから、各々が車体の上面と側面の各パネルの上部(ヒザから上の部位)を、前…写真(2)と同じ順番で、写真(6)の車体の中央部へと洗う。

【注意】この右側半分を洗うときも、左側半分を洗ったときと同じように、前部のヘットライト周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗わないこと(擦らない)。また、後ろから洗う人は、ルーフの左側半分の最後部を洗うとき、リアゲート(後部ハネ上げ式ドア)は絶対洗ってはいけない。また、車体の前と、側面の各パネルを洗うとは、『ヒザから上の上部』だけを洗い、『ヒザから下の下部』は絶対洗わない。さらに、前と後ろのフェンダーのタイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(6)の車体の右側半分の上面と上部を洗い終えると、リアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を除いた車体全体(左右両側)の上面と上部が洗い終わる。その車体全体の『ヒザから上の上部』を洗い終えたら、次は写真(7)の車体の左右両側面の『ヒザから下の下部』と、写真(8)の前のバンパーの『ヒザから下の下部』と、車体後部のリアゲート(後部ハネ上げ式ドア、バンパー含む)を洗う。また、写真(7)の左右両側面の各パネルの下部と、写真(8)の前のバンパーの下部と、後ろのリアゲート(後部ハネ上げ式ドア、バンパー含む)は、二人が車体の右と左、前と後ろに分かれて洗う。そのとき、車体の左右と前後の周囲四辺を『一人が左側と前部、もう一人が右側と後部』と言うように、各々が車体の周囲二辺をL字形に移動して洗う。

例えば、一人が写真(7)の車体の左側面の各パネルの下部と、写真(8)の前のバンパーの下部を洗う。そして、もう一人が写真(7)の車体の右側面の各パネルの下部と、写真(8)の車体後部のリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を洗う。

【注意】この下部(ヒザから下の部位)を洗うとき、すでに洗い終えてる上部(ヒザから上の部位)を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、車体の下部は洗っても除去できない汚れが多く残る所だ。一~二度擦って取れない汚れはそれ以上擦って取ろうとしない。また、力を入れて何度もゴシゴシ擦るとその部位に傷が付くだけ…、さらに、二人の洗車時間にズレが発生するので、余計なことや、無駄なことはしない。また、洗って取れない汚れは洗車のあとで、水アカ取りや、専用のクリーナーなどで除去すればよい。また、写真(8)の車体後部のリアゲートを洗うときは、リアワイパーを寝かせた状態で洗う。そして、ワイパーの周辺を洗うときだけ、そのワイパーを少し持ち上げて洗い、洗い終えたら、ただちにもとの寝かせた状態に戻す。顔にケガする恐れがあるので、ワイパーを立てたままでは洗わない。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すのも忘れないこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくこと。

写真(8)の車体全体を洗い終えたら、次は写真(9)のタイヤハウスの折り込み部と、タイヤとホイールを洗う。このタイヤとホイールも、二人が同じ側の前後に分かれて、一人が前輪を洗い、もう一人が同じ側の後輪を洗う。そして、写真(9)の車体の左側の前輪と後輪を洗い終えたら、写真(10)の二人で車体の右側へ移動して、その右側の前輪と後輪のタイヤハウスの折り込み部と、タイヤとホイールを洗い終えれば洗車が終了する。

尚、タイヤとホイールを洗う【要領】、【注意】、【ポイント】、その他詳細は、『タイヤ・ホイールを洗う』の項目参照。

バンタイプを二人で洗う

この『バンタイプ』は、車体の高さ…や、車体後部の形状が『セダンタイプ』とは違うので、車体全体の汚れ方(砂や泥のつき方)が違う。また、車体の背の高さが『車高の低いバンタイプ』とは違ので、洗うときの要領や順番が『セダン・車高の低いバン』両タイプとは少し違う。また、ルーフを洗うときには背の高い踏み台(脚立)などが必要になるので、くれぐれも足を滑らせてケガなどしないように注意して洗うこと。

また、バンタイプのような大きな車でも、複数人(二人)で洗車するときは、まず車体を左右二分割して、その左右のどちらから洗うか…を決める。また、左右どちらでもよいが、必ず二人が車体の同じ側を洗う。決して車体の左右に分かれて洗ってはいけない。さらに、洗車を始めるまえに『誰がどこを洗うか…』を決めておく。そうすることで、無駄のない動きで…、洗い忘れや洗い残しのない洗車ができる。さらに、車体に傷を付けない洗車が可能になる。

また、二人が車体の同じ側を洗う理由は、お互いがどこを洗っているか…確認しながら洗える。また、シャンプー液が乾くまでに水を掛けるタイミングが計れる。さらに、相手に水を掛ける心配がなくなる。要は、二人で洗うときもシンプルな導線を完成させること。

車体の左右どちらからでもよいが、一度決めたら毎回同じ側からスタートする。例えば、写真(1)の『バンタイプ』の左側から洗う場合、一人は前のボンネットから…、もう一人は同じ側の側面後部のガラスから洗車をスタートして、お互いが車体の中央部へと洗う。

【注意】この洗車のときも、顔にケガする恐れがあるので、ワイパーを立てたままボンネットを洗ってはいけない。

【ポイント】車体の前と後ろに分かれた二人が、一~二歩移動するだけで汚れた洗車スポンジを綺麗に洗ったり、洗車スポンジにシャンプー液の補充ができるように、シャンプー液の入ったバケツは車体の中央部付近に置いておく。また、各パネルと各ガラスを洗うときの手の動かし方や、洗う方向、その他、詳しい要領については、バンタイプの『ボディーを洗う(一人)』を参照。

写真(2)、各々が車体の前後から中央部へ洗う順番は下記参照。

車体の前から洗う人は、ボンネットの左側半分から→バンパーの上面とヘットライト周辺の左側半分→フロントフェンダーの上部→ドアミラー→助手席のドアガラス→助手席のドアの上部まで、車体の中央部へ向かって上記の順番で洗う。

車体の後ろから洗う人は、左側面の後部のガラス→リアフェンダーの上部→スライドドアのガラス→スライドドアの上部まで、車体の中央部へ向かって上記の順番で洗う。

【注意】車体の前部から洗う人は、ボンネットの左側半分を洗ったあとでヘットライト周辺を洗う訳だが、そのヘットライト周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗ってはいけない(擦らない)。また、後部から洗う人は、側面の後部のガラスから洗車を始める訳だが、ここでは、砂や泥が多く付着するリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)は絶対洗ってはいけない。また、車体の前と、側面の各パネルを洗うときは、『太ももから上の上部』だけを洗う。ここでは、『太ももから下の下部』は絶対洗わない。さらに、前と後ろのフェンダーのタイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗わない。上記は、車体に洗車傷を付けない方法の一つだ。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジの片面が汚れたら、その洗車スポンジを綺麗な面に裏返してから次のパネルを洗う。また、裏返すタイミングの詳細は、バンタイプの『ボディーを洗う(一人)』を参照。

二人で洗うときも、写真(2)の洗っている途中でシャンプー液が乾いていないか…、お互い声をかけあって確認しながら洗車する。そして、写真(3)の洗っている途中でもそのシャンプー液が乾くまでに、一人が綺麗な水でシャンプー液を洗い流す。また、シャンプー液が乾くまでに洗える面積は、季節や天候、時間帯などで違ってくるので、そのつど二人で確認しながら洗車をする。

【ポイント】洗車の途中でシャンプー液を洗い流すとき、すでに洗い終わっているパネルや、まだ洗っていないパネルで乾き始めているパネルがあれば、シャンプー液を流すついでにその乾き始めているパネルにも水を掛ける。そして、車体全体を濡れた状態に戻して、自然乾燥で車体に染み(雨染み的なもの)ができるのを防止する。要は、洗車が終了するまで、常に車体全体を濡れた状態にしておくこと。

写真(3)の洗車の途中で一人が水でシャンプー液を洗い流しているとき、もう一人が写真(4)の汚れた二人分の洗車スポンジ(2個)を、バケツのシャンプー液の中で綺麗に洗う。

【ポイント】汚れた洗車スポンジを綺麗に洗うタイミングは、シャンプー液を水で洗い流すときだけではなく、洗車スポンジの両面が汚れたら、そのつどバケツのシャンプー液で洗車スポンジを綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。

写真(2)のボンネットの左側半分と、前のバンパーの上部(太ももから上の部位)周辺の左側半分と、車体の左側面の各パネルの上部(太ももから上の部位)を洗い終えたら、シャンプー液の入ったバケツと洗車スポンジを持って、写真(5)の車体の右側へ二人で移動する。そして、車体の右側半分も、先に洗った左側と同じように、二人が車体の前と後ろから中央部へと洗う

写真(5)の車体右側の前と後ろから、各々が車体の上面と側面の各パネルの上部(太ももから上の部位)を、前…写真(2)と同じ順番で、写真(6)の車体の中央部へと洗う。

【注意】この右側半分を洗うときも、左側半分を洗ったときと同じように、前部のヘットライト周辺を洗ったあとの洗車スポンジで、すでに洗い終えてるボンネットを再び洗わないこと(擦らない)。また、後ろから洗う人は、側面の後部のガラスを洗うとき、リアゲート(後部ハネ上げ式ドア)は絶対洗ってはいけない。また、車体の前と、側面の各パネルを洗うときは、『太ももから上の上部』だけを洗い、『太ももから下の下部』は絶対洗わない。さらに、前と後ろのフェンダーのタイヤハウスの折り込み部は、タイヤとホイールを洗うとき一緒に洗うので、ここでは絶対洗ってはいけない。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流す。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくことも忘れないこと。

写真(6)の車体の右側半分の上面と上部を洗い終えると、リアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を除いた車体全体(左右両側)の上面と上部が洗い終わる。その車体全体の『太ももから上の上部』を洗い終えたら、次は写真(7)の車体の左右両側面の各パネルの『太ももから下の下部』と、写真(8)の前のバンパーの『太ももから下の下部』と、リアゲート(後部ハネ上げ式ドア、バンパー含む)を洗う。また、写真(7)の左右両側面の各パネルの下部と、写真(8)の前のバンパーの下部と、後ろのリアゲート(後部ハネ上げ式ドア、バンパー含む)は、二人が車体の右と左、前と後ろに分かれて洗う。そのとき、車体の左右と前後の周囲四辺を『一人が左側と前部、もう一人が右側と後部』と言うように、各々が車体の周囲二辺をL字形に移動して洗う。

例えば、一人が写真(7)の車体の左側面の各パネルの下部と、写真(8)の前のバンパーの下部を洗う。そして、もう一人が写真(7)の車体の右側面の各パネルの下部と、写真(8)のリアゲート(後部ハネ上げ式ドア)を洗う。

【注意】この下部(太ももから下の部位)を洗うとき、すでに洗い終えてる上部(太ももから上の部位)を再び洗ってはいけない(擦らない)。また、車体の下部は洗っても除去できない汚れが多く残る所だ。一~二度擦って取れない汚れはそれ以上擦って取ろうとしない。また、力を入れて何度もゴシゴシ擦るとその部位に傷が付くだけ…、さらに、二人の洗車時間にズレが発生するので、余計なことや、無駄なことはしない。また、洗って取れない汚れは洗車のあとで、水アカ取りや、専用のクリーナーなどで除去すればよい。また、写真(8)のリアゲートを洗うときは、リアワイパーを寝かせた状態で洗う。そして、ワイパーの周辺を洗うときだけ、そのワイパーを少し持ち上げて洗い、洗い終えたら、ただちにもとの寝かせた状態に戻す。顔にケガする恐れがあるので、ワイパーを立てたままでは洗わない。

【ポイント】洗車の途中で洗車スポンジが汚れたら、その洗車スポンジをバケツのシャンプー液の中で綺麗に洗ってから次のパネルを洗う。また、シャンプー液が乾くまでに綺麗な水で洗い流すのも忘れないこと。さらに、乾き始めているパネルがないか確認して、車体全体を常に濡れた状態にしておくこと。

写真(8)まで洗い終えたら、最後にルーフとフロントガラスと、タイヤハウスの折り込み部・タイヤ・ホイールを洗う。このルーフとフロントガラスと、タイヤハウスの折り込み部・タイヤ・ホイールも、写真(9)の二人が車体の同じ側の前後に分かれて洗う。この前後に分かれて洗うことで、お互いの作業を邪魔することなく、さらにシャンプー液を洗い流す水を掛けるタイミングがはかれる。

例えば、写真(9)の一人が脚立を使って、車体左側のルーフの最後部からそのルーフの前方へ、さらにフロントガラスまで洗う。そして、もう一人が、ルーフを洗っている脚立が邪魔にならない、前のタイヤハウスの折り込み部・タイヤ・ホイールから洗い、その前のタイヤハウスの折り込み部・タイヤ・ホイールが洗い終われば、同じ左側の後ろのタイヤハウスの折り込み部・タイヤ・ホイールを洗う。要は、前から後ろへ作業する人と、後ろから前へ作業する人の、各々の作業が進むにつれ、その前の人と後の人が前後入れ替わるので、お互い邪魔しないで作業ができると言うこと。

そして、写真(9)の車体の左側を洗い終えたら、写真(10)の車体の右側へ移動して、その右側のルーフとフロントガラスと、タイヤハウスの折り込み部・タイヤ・ホイールを左側と同様に洗い終えれば洗車が終了する。

尚、タイヤとホイールを洗う【要領】、【注意】、【ポイント】、その他詳細は『タイヤ・ホイールを洗う』の項目参照。

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