其の二 材料・道具を選ぶ

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長靴 ・ゴム手袋 ・バケツ

案外と気が付かないのが足元と指にはめた『指輪』だ。洗車する時、普通の靴だと足元が濡れると気になって腰が引けてしまう。腰が引けると、通常手が届く所でも手が届かなくなり洗い残しができる。腰が引けて洗い残しをしないためにも長靴は準備しておきたい。また、指輪でボディーに傷を付けないために炊事用手袋を使用する。さらに、ボディーに傷を付けないために、ボタンやファスナー等が極端に露出していない、多少濡れても気にならない服装で洗車すれば万全だ。

バケツには、丸いバケツと四角いバケツがある。そして、傷を付けない洗車をするためには、絶対左写真の丸いバケツを使用する。容量は8~10リットルの物が理想的。それ以外の容量は、丸いバケツでも使わない。丸いバケツが良い理由、四角いバケツがダメな理由は下記参照。

丸いバケツが良い理由、四角いバケツがダメな理由

容量が同量の丸いバケツと四角いバケツにシャンプー液を作ったとき、丸と四角では水位の高さが違ってくるのです。四角いバケツより、丸いバケツの方が一般的に約5センチ水位が高く、洗車用スポンジも綺麗に洗えるシャンプー液が作れるのです。

 

 

洗車用スポンジ

カーケア時には、気をつけたい事や、大切に取り扱ってほしい材料・道具などが数多くある。そのなかでも、洗車前、洗車後にかかわらず最も大切に取り扱ってほしい物が洗車用のスポンジだ。また、皆さんはどのようなスポンジを使っていますか? また、どのようなスポンジが良いか迷っているかたも多いことでしょう。

例えば、材質が硬い物や、地面に直接置いたり落したりして、砂だらけ、泥だらけになったスポンジで車を洗えば、言わずと知れたこと、ボディーに強烈な傷を付けてしまう。

そこで、洗車用スポンジの選択が如何に大事なことか少しお話をしておきます。
洗車スポンジを使って行なう『洗車』とは、まだ砂、泥などが付着している汚れた車を直接触って擦る作業だ。そのボディーに『傷を付けない』や、『洗い残しをしない』ためには、作業する人の『気配り、目配り』で、ある程度解消することができる。

また、皆さんが『より傷を付けたくない』、さらに『洗い残しもしたくない』と思っても、ここで問題発生です。従来の洗車用スポンジの、握って持つ形状、厚みのある硬材質、そしてそのスポンジを扱わせる使用方法では解決できません。皆さんがいくら『気配り、目配り』したところで『早期に傷が増えてくる』、また『洗車後の水拭きで、タオルや拭き取り用クロスが汚れてくる』など、従来のスポンジを使っている人の殆どが、こういった経験をしているだろう。

これは、従来の洗車用スポンジでは、車に『傷を付けない』や、『洗い残しをしない』など、車にやさしい洗車ができないと言うことだ。
そこで、当サン・ダブル・ディ洗車技術研究所が『人にも車にも環境にもやさしい』を考えて研究開発した、従来にない洗車用スポンジを提案します。

シャンプー液

これも沢山の種類があり、何を基準に選べば良いのか迷ってしまう材料だ。何を基準に…ここがポイントだ。まず一番に考えることは、ボディーに『傷を付けない』こと、その次ぎに『基本的な汚れが取れる』こと、さらにボディーに『シミができない』こと、また『洗車用スポンジも洗える』こと、以上のことを、液性や使用方法に基づいて考えて使用するシャンプー液を選べばよい。

また、シャンプー液でボディーに『傷を付けない』や、『洗車用スポンジも洗える』などは、シャンプー液自体がボディーに直接影響を与えるのではなく。そのシャンプー液の使用方法が問題だ。その使用方法の違いで、ボディーに与える影響力が違う。そして、各々のシャンプー液の使用方法が解れば『傷を付けない』や、『洗車用スポンジも洗える』などのシャンプー液がわかる。

次に、『基本的な汚れが取れる』、ボディーに『シミができない』、これは、シャンプー液自体がボディーに直接影響を与えるものだ。しかし、各々のシャンプー液の液性が解れば『基本的な汚れが取れる』や、『シミができない』などのシャンプー液がわかる。

そこで、シャンプー液を直接洗車用スポンジに取るタイプと、シャンプー液をバケツの水で薄めるタイプの二種類の使用方法と、各々の液性などを解説します。

シャンプー液を直接スポンジに取るタイプ

このシャンプー液は、水アカ取りを目的にしているため、液性が殆どアルカリか弱アルカリだ。でも、水アカが完璧に取れるほどアルカリ度は強くない。そして、水アカも思うほど取れないのが事実だ。また『強アルカリ性』にすれば、水アカは簡単に取れるのだが、一発で塗装の光沢が無くなってしまうのも事実です。

 

 

 

 

このシャンプー液は、ワックス入りと表示しているが、ワックス成分以外に、ガラスの發水剤などの成分を含んでいる物がある。また、ボディーしか洗えない物や、液性が酸性の物が多々ある。『酸性の雨が塗装にダメージを与える』と言っているのに、酸性のシャンプー液です…何か変でしょ。

 

 

 

 

上写真、両タイプのシャンプー液の『使用方法』及び『液性』が、車に対して如何に危険が多いか…の話しをしておこう。

『使用方法』 洗車とは、砂や泥が付いて汚れた車を洗うこと。その車を洗車用スポンジで擦ると、車に付いていた砂や泥がスポンジにも付いてくる。その砂や泥が付いたままのスポンジで、次から次へとボディーを洗って行くと、そのスポンジには多くの砂や泥が溜まってくる。その砂や泥が溜まったままのスポンジで車全体を洗うと、その車全体が傷だらけになる。

また、このタイプのシャンプー液を使う人は、『なかなか取れない、頑固な水アカを取りたい…』や、『よりワックス効果を得たい…』などの思いから、砂や泥が付いたボディーを、砂や泥が溜まったスポンジで、力を入れて何度もゴシゴシ擦ってしまう。それだけでも、車に傷を付ける危険性のあるシャンプー液といえる。

さらに、車を洗っている途中で、そのスポンジを洗わずに洗車を続けると、ボディーとスポンジの間に多くの砂や泥をはさんだまま、擦る行為を繰り返すことになる。そのことが、倍々ゲームのごとく、より多くの傷を増やす危険性のあるシャンプー液といえる。

『液性』 アルカリ性にしろ酸性にしろ、この液性のシャンプー液を使って、水を自由に使うのが難しいコイン洗車場などで車を洗っているとき、不幸にもシャンプー液が乾いてしまうことがある。そのとき、洗ったときのシャンプー液の跡形が、ハッキリ、クッキリとシミになって残ることが多い。そして、そのシミになった所を再度洗ったとしても、そのシミが取れないことが多い。よって、水を自由に使えない洗車環境では、塗装に対して危険なシャンプー液と言えるだろう。

特に酸性は、塗装に対してのダメージは避けられない所がある。少し話しはずれるが、ガラスに塗る發水剤を例にすると、注意書きの項目には、その發水剤が酸性だから…『シミになるのでボディーには付けないように注意して下さい』…と書かれている。ここまで言えば、酸性のシャンプー液が如何に塗装に危険かご理解いただけるはず…。

バケツの水で薄めるタイプ

 

皆さんよくご存じの、台所にある食器用の洗剤。ただし、液性が『中性』の物を使う。そして、当ホームページの愛車達の展示場の車達は、新車からこの洗剤で作ったシャンプー液を使って洗車をしている。また、皆さん何年も使い続けているが、現在でも塗装は良い状態を維持している。

食器用洗剤と同じ中性で、汚れ落とし効果にしても大差はない。ただ違うのは、車専用のラベルが貼ってあるだけで価格が違う。ちょっと高価すぎるのでは…

上写真、両タイプのシャンプー液の『使用方法』及び『液性』について話しをしておきます。

『使用方法』 台所の食器用洗剤も、車専用のカーシャンプーも、原液をバケツの水で薄めて使用する。また、薄める割合は商品によって違うので確認すること。『詳しいシャンプー液の作り方は、手洗い洗車方法の項目を参照』。

 

また、バケツに作ったシャンプー液は、車を洗うだけではなく、砂や泥が付いて汚れたスポンジも、そのバケツのシャンプ液で綺麗に洗うことができる。そして、綺麗になったスポンジで再び車を洗って行く。と言うことは、スポンジに直接取るシャンプー液より、バケツの水で薄めるシャンプー液の方が、車にやさしいシャンプー液と言える。

『液性』 中性も洗車の途中でシャンプー液が乾けばシミになる。そして、そのシミになった所を再度洗ったとき、そのシミが残ったとしても、アルカリ性や酸性のシミより軽度の被害で止めることができる。それより、シャンプー液を乾かさない洗車を心がけることが基本中の基本だ。

また、防錆剤が入っている車専用のカーシャンプー液も販売されている。しかし、最近の車は製造過程で、10年経っても錆びないような防錆処理がされている。だから皆さんは錆に関してはそんなに心配する必要はない。もし早期に錆が出たら、ディーラーか自動車メーカーに問い合わせすればよい。

そして、車専用のカーシャンプーと台所の食器用洗剤は、使用方法も液性も一緒だ。違うのは容器に貼ってるラベルだけ。車専用…高価です。食器用…安いです。はっきり言って、食器用洗剤の特徴である…、手にやさしい…は『人にもやさしい』、泡切れがよい…は『車にもやさしい』、洗剤成分が自然水に分解する…は『環境にもやさしい』などを考えれば、やはり台所の中性の食器用洗剤が一番良いということ。どっちが得かよ~く考えよう。

家庭用高圧洗浄機

コイン洗車場の高圧スプレーの家庭版だ。ホームセンターや通販などで色々な機種が販売されている。また、機種によって『性能』が違うので、洗車に適していない物もある。そこで、洗車に適している『性能(カタログデーター)』を紹介しておこう。

まず、家庭用電源『100ボルト』で使えること。次に、噴霧時、コイン洗車場の高圧洗浄機の様に、扇状で噴霧した時の噴出圧力が75~95キロ圧の機種を選ぶこと。また、ストレート噴霧時での圧力は参考にならないので注意すること。また、よく『水道の何十倍の圧力』と記載している物もあるが、何十倍はあてにせず、必ず扇状で噴霧した時に何キロ圧になるかを『見るか、聞くかして』確認すること。

さらに、給水ホースを水道の蛇口に直接接続する直結式の給水タイプと、バケツやドラム缶に汲み置きした水でも使える『洗浄機自身が汲み上げてくれる』自吸式タイプがある。この自吸式タイプは、バケツに汲み置きした水でも、水道直結でも両方で使えるので、使い勝手の良さを考えれば、どんな場面でも使える自吸式タイプの方がおすすめだ。

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